<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園 072−255−7920>

直接契約の流れはとめられないのか・・・。

みなさん。今年の夏はどんな夏でしたか・・・。「雨が少なくて今年は良くプールに入れるな〜」と話していると、突然の局地的なゲリラ雷雨が続いたりして・・・ビックリしましたね。温暖化による地球環境の異変でしょうか・・・。日頃から災害には備えておきたいですね。

それでも、今年の夏は、オリンピックで世界のトップを争うアスリート達に刺激を受けた人!しっかりと休暇を楽しんで日頃の保育の英気を養った人!研修で保育の引き出しを増やした人!など、それぞれの“夏”を楽しまれた事と思います。

大阪男性保育者連絡会としも、全国保育団体合同研究集会や恒例の“夏のキャンプ”を今年も楽しんで来ました。

しかし保育を取り巻く情勢は、この夏の間も休む事なく、『直接契約』に向けて厚生労働省の中では話が進められています。今までは、厚生労働大臣の私見や、経済財政諮問会議や規制改革会議の中だけで盛んに議論され、厚生労働省の中では慎重論が多数を占めていましたが、上記の会議の圧力が強く先日の全国保育団体合同研究集会終了後の厚生労働省懇談の中では保育課長補佐からも「直接契約の流れは止められそうにない。概算要求に向けて3300億円の特別枠の中に保育を、どう盛り込ませるかが課題であること。最低基準について乳児室は東京都の認証保育所に習い2.5uにせよ(現行では、1.65uの保育室と3.3uのほふく室の合計4.95u)と議論が進んでいる」と説明がありました。直接契約に向けての動きは、早ければ来年度の通常国会で審議が進められて導入に向けて大きく動き出します。

直接契約が導入されると保育の「措置制度」解体時以上に現在の保育制度が激変します。

今後の動きを、みなさんも気にしておいて下さいね。

第40回全国保育団体合同研究集会 東京集会

3日間の開催で、1万2216人を集めて大成功を収めた第40回全国保育団体合同研究集会。

全国男性保育者連絡会の事務局長の西巻さんは、集会の“総務”という大役をバッチリこなされていましたよ。お疲れさまでした。

また、40回を記念して特別分科会という形で、『男性保育者の現状と課題と実践』という分科会を全国男性保育者連絡会として開催しました。

世話人に全国男性保育者連絡会の代表をしている京都の射場さん、司会に東京の伊藤さん。提案に東京・練馬の矢吹さん・田中さん。大阪から和田も提案で参加させてもらいました。

分科会前日の打ち合わせ会議では、「10人も来たらええな〜」と話していたのですが・・・。なんと当日は午前中の参加人数確認と、午後の担当保育児年齢・地域別の人数確認時の正確な数だけで、74人!さらに、休憩で人数確認をしていない時の入れ替わりもあり、80部用意していた資料が足らなくなった事を思うと、女性の参加者も合わせて、のべ80人以上の参加者があったと思われます。すごいですね。

分科会の議論の中では、東京の男性保育士の仲間達は日頃から意識向上に向けてジェンダーについても議論を重ねている事が垣間見られましたよ。すごいですね。東京男性保育者連絡会の事務局長の山本さんは、分科会の感想として「特にジェンダー論については、男らしさ女らしさの全否定でもなければ、自分らしさの全肯定でもなく、さらにやりたくないことや気に入らないことを拒否する言い訳として自分の都合のいいことだけを使うものではないということを、理解しきれなかった人は多かったように思います。」と述べてはります。若いのに、いつもしっかりとした意見を持って発言する姿に頭が下がります。

今回の提案と合わせて、分科会の時に「ジェンダーテスト」が出来るように東京の矢吹さん・田中さんが何度も質問項目を議論して作成された「ジェンダーテスト」を持って来てくれていました。「大阪男性保育者連絡会の交流会でも使用していいよ」と、作成者の二人に快く許可を頂いているので、次回の大阪男性保育者連絡会の交流会の時に、大阪でも「ジェンダーテスト」を、みんなでやってみましょうね。おたのしみに!

また、男性保育者連絡会の自主交流会や全国代表者会議の中で、来年の全国男性保育者連絡会の全国研究交流集会・東海大会に向けて、愛知男保連を中心に集会に向けて動き出している事の報告もありました。来年の11月に全国の男性保育士と交流が持てるように、大阪からも沢山集会に参加出来るようにしたいですね。

 東京合研では、神奈川の井坂さんや、東京の広田さんなど懐かしい顔ぶれや、男性保育者連絡会のオフィシャル・カメラマンとして、いつも貴重な記録写真を撮ってくれている埼玉の船本くんなどと合わせて、初めて見かける若い男性保育士も、今まで以上に沢山見かけたように思います。

それもそのはずで、3年に1度調査している全国の保育所の保育従事者数を、たまたま男女別で調査していた厚生労働省の2005年度の社会福祉施設等実態調査集計が、この春に公開されていました。中田さんが調べて下さり、全保育従事者数の男性保育士は、6.8%という事でした。

確実に男性保育士の数は、職名・資格問題の解決に伴って、増えていますね。それでも、やはり保育職の定着率は低く入れ替わりが激しいので、是非若い男性保育士の仲間共交流を持ち、細く長く保育の仕事に関わってもらえるようになって欲しいと思います。

めちゃめちゃ☆綺麗な☆海でした!

岡田くんお勧めで「どうしてもみんなを連れて行きたい!」と言っていた日本海初進出の大阪男性保育者連絡会の恒例夏のキャンプ。今年は途中参加も含めて11人で行ってきました。岡田くんが勧めてくれる海はどんな所やろう?と、楽しみに出発!

例年通り真夜中に現地到着の大阪男保連。辺りは真っ暗で何も見えず・・・。懐中電灯やランタンなどの灯りを頼りに荷物を降ろして簡単な設営だけ済ませて波の音を聞きながら「まずは乾杯!」

日頃の保育や大阪男性保育者連絡会の今後の話しなど熱い討論をして、夜が明けるのを楽しみに寝ました。

白々と夜が明けて目の前の海を見てビックリ!岩礁に守られた透き通る海と、鳴き砂に埋め尽くされた砂浜から続く遠浅の海水浴場が隣合わせで眼下に拡がっていました。

海に入ると、すぐ足元にある沢山の岩礁のくぼ地に顔をつけるだけでスキンダイビングが出来るんです。かわいいフグやベラやカサゴにハゲ、大きなボラなど日常とは別世界が広がっていました。

あまりの綺麗さに和歌山の海ではここ最近海に入っていなかった年配者まで目をキラキラさせて、潜っていましたよ。

そして喜谷シェフに今年は藤村さんがサポーターとして料理を手伝ってくれて、今年も恒例の“特性燻製入りのピザ”や“特選焼肉”をみんなでお腹いっぱい食べてきました。

毎年本当に美味しくて!まだキャンプに来たことが無い方は、是非喜谷シェフの料理を食べに来て下さいね。

とっても素敵な場所をみんなに教えてくれた岡田くん。本当にありがとう。

来年度のキャンプは、大阪合研や男性保育者連絡会の全国研究交流集会の東海大会もあるので、みんなでどうするのかを決めたいと思っています。

 

秋は行事がいっぱい!みんな運動会に向けて取り組みが進みだしている事と思います。みんな頑張って、こども達と楽しい運動会の取り組みにして下さいね。みんなでまた交流しましょう。