<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園 072−255−7920>

(みんな元気に頑張りましょう)

 みなさん元気にしていますか。大阪男性保育者連絡会は、1月20日に新金岡センター保育園をお借りして新年会を開き2008年を元気にスタートさせました。
 これからは、いよいよ今年度の保育のまとめになりますね。まとめの発表会や卒園式に向けての取り組みで、年度末・新年度の準備と毎日が忙しくなりますが、こども達の生き生きとした笑顔に元気をもらいながら、元気に頑張りましょう。
今年も、こども達と楽しく過ごして、いい年にしたいですね。

(新年会は、楽しかったですか・・・)

 今回は、いづみ保育園が大規模修繕中だった為、新金岡センター保育園をお借りして2008年の大阪男性保育者連絡会の新年会をしました。当日は、新金岡センター保育園の三浦くん、一宮くん、出水くん、佐藤くんの4人の若い男性保育士が初めて参加してくれたり、ひまわり保育園の長田くんが久しぶりに参加してくれたりして、15人で賑やかに交流しました。
 今回は、場所をお借りしている事や、雨が降った為に事前の食事の買い出しや準備に時間がかかったりした事もあり、いつもの交流時間よりも短めの交流会になってしまいました。
 しかし、若い4人の男性保育士も、伊藤さんの積み木の実践資料に興味深く目を通して見たり、話を聴いたりと、短い時間の中でも、いつも耳にしたり目にしたりする大保連系列の実践とは違う新しい刺激をうけてくれたのでは・・・と思っています。
 保育には、いろんなやり方があって、それぞれの保育士の得手を活かして、子ども達と毎日の生活を豊かにしていく事が出来るといいですよね。
 保育に活かせる、いろいろな引き出しをたくさん増やしていく事が出来るのが、男保連のいい所だと思います。交流会でお互い仲良くなって、交流会以外でも気軽に連絡を取り合える関係を、たくさん作って繋がりを広げていけるといいですね。
 今度は、新年度が始まった春に新年度恒例の交流会を持ちたいと思っています。
 今回のように、いづみ保育園以外の保育園を持ちまわりで会場にさせて頂く事で、園舎の見学もさせて頂き、いろんな情報交流が出来るのもいいな〜と思っています。是非、自分の保育園の園舎を会場に・・・。という方は、いづみ保育園まで、連絡して下さいね。お願いします。
 新年度は、どんな出会いが待っているのか・・・。楽しみですね。
 
(堺市の男性保育士数がわかりました)

 私達、男性保育者達の職名問題が男女共通名称の『保育士』に統一されるにあたって、1999年度に大阪男性保育者連絡会のみんなで、当時大阪府下にあった526ヶ園の民間保育園全てに電話をかけて、男性保育者の実態調査をしました。もうあれから9年の月日がたちましたね。
 とても大変でしたが、その甲斐があって、当時、公立・民間合わせて正規職員で118人。非常勤の男性保育者を合わせると160人の男性保育者の仲間がいる事がわかりました。電話での聞き取り調査の為、完璧な数字ではなかったにしろ、多くの仲間がいる事を、ほぼ確実な、はっきりとした数字として把握できた事は、とても大きな励みになりましたね。
 (当時の詳しい資料は、1988年度の調査分と比較して喜谷くんが管理してくれている大阪男性保育者連絡会のホームページに載せているので見て下さい)
 今回の堺市の調査にあたっては、毎日の業務で忙しいにも関わらず堺市の職員の方々に、大変丁寧な資料として、今回の為だけにまとめて頂きました。担当窓口になって頂いた堺市の職員の方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
 さて、お待ちかねの人数ですが・・・。
 2007年度堺市の民間保育園71ヶ園に正規職員の保育士として39人。主任保育士として2人。また非常勤の男性保育士として18人の男性保育士がいます。堺市の公立保育所には正規職員が1人。非常勤職員に18人の男性保育士がいるので、公立・民間合わせて正規職員で42人。非常勤の男性保育士を合わせると78人の男性保育士が、堺市内の認可保育園で保育に従事している事がわかりました。
 [今回の堺市の詳しい集計表や、厚生労働省の社会福祉施設等調査のダウンロードの仕方も合わせてホームページに載せています。興味がある方は見て下さい。]
 今回の調査は堺市だけですが、比率だけで1999年度の大阪府下の調査と比べると正規職員で4倍近く、非常勤を合わせると5倍という数字になります。凄いですね。
 この間に私達男性保育士を含む保育士の地位向上については、まだまだ課題が沢山残されていますが、社会的認知の広がりは、この人数の広がりからも、しっかりと感じとれるように思います。
 パソコンが不慣れな為丁寧な資料を提供して頂いたにも関わらず、ひとつひとつ、数字を打ち直して、大阪男保連のホームページに公開出来る資料に作り変えをする事になりました。
 しかしその事でかえって、ひとつひとつの1という数字が「これは、○○先生」「これは、○○くん」と思い浮かべながら、入力していく事が出来たように思います。この数字の中で大阪男性保育者連絡会として把握できる人物は、20人程です。まだ面識がない男性保育士の中には、1園で複数採用されている男性保育士がいる事から、みんながみんなひとりぼっちの男性保育士に、なってはいないと思われますが、ひとりぼっちの男性保育士がいなくなるように、手を繋ぎ合える事が出来ればいいなと思います。
 2009年度はこれと同様な形で、府下全市町村で、それぞれの市町村の協力を得て実態調査が出来ればといいなと思っています。
 また、厚生労働省が3年に1度実施する社会福祉施設等調査において2006年度の調査では、たまたまですが男女別に調査をされている事がわかりました。
 全国男性保育者連絡会として厚生労働省に是非申し入れをして、全国のみんなで調査表の項目の中に、毎回男女別で調査をするように要望の声を届けたいですね。
 男性保育士が何人いるのか?かいもくわからずに、雲をも掴むような状態では、ひとりぼっちの男性保育士に手を差し伸べる事は、容易では無いと思います。まずは、しっかりと人数を把握し、居場所がわかる中で、ひとりぼっちの男性保育士がいなくなるようにしたいと思います。
 その為にも、まずは、大阪府下の人数を・・・また全国の多くの仲間の存在を1という数字として、保育界の地図の中でこれが『僕』と調査票の中の数字としての自分の存在を確認しあえるようになればいいなと思います。その中で、ひとつひとつの1という数の積み重なりとして、男性保育士が社会的な認知においても、地位向上においても広がりや、向上が持てるようになっていけるといいなと思います。
 名称問題が解決した今は、やっぱり男性保育者連絡会が発足当時の大きなスローガンにした「ひとりぼっちの男性保育者をなくそう」という思いが最大の結束理由になるように思います。
 調査をする中で若い男性保育士の広がりもわかるし、まだまだ男性保育士の勤続年数が短い事もわかります。「ひとりぼっちの男性保育者をなくそうよ。」と、みんなの知恵や力を出し合って、男性保育者連絡会をみんなで運営していけたらと思っています。
 男性保育者連絡会の交流会に久しぶりになっている方も、是非また交流会に参加して下さいね。

2007年度 堺市男性保育士数をまとめるにあたって

 2007年4月1日付けの堺市の男性保育士数がわかりました。
 私達、男性保育者達の職名問題が男女共通名称の『保育士』に統一されるにあたって、1999年度に大阪男性保育者連絡会のみんなで、当時大阪府下にあった526ヶ園の民間保育園全てに、電話をかけて男性保育者の実態調査をしました。
 もうあれから9年の月日がたちましたね。
 とても大変でしたが、その甲斐があって、1999年度大阪府内の526ヶ園の民間保育園の内68ヶ園に97人の男性保育者がいて、府下の公立保育所531ヶ所の内、18ヶ所の公立保育所にいる、21人の男性保育者と合わせて118人の男性保育者の仲間がいる事がわかりました。非常勤の男性保育者を合わせると160人と、電話での聞き取り調査の為、完璧な数字ではなかったにしろ、多くの仲間がいる事を、ほぼ確実な、はっきりとした数字として把握できた事は、とても大きな励みになりました。
 また少なくとも、共同保育所に3人、院内保育所にも、5人の男性保育者がいる事や、『保育士』への統一名称変更を受けて、翌2000年度の4月採用で、多くの男性保育士が内定予定で採用が決まっている事などもわかりました。
 1988年度の調査で49人だった男性保育者が10年かかって、正規職員だけでも2.5倍近く、非常勤を合わせると3倍以上になり府下の保育者総数のほぼ1%という調査結果でした。
 再来年の2009年度は、男女統一名称の『保育士』になって10年目の節目の年にあたります。
 前回の1999年度の調査から10年で、大阪府下の男性保育士数がどう推移しているのか、改めて2009年度の実態調査が出来ればと思っています。
 しかし個人情報保護法など、以前とは社会情勢が変わっているので、電話での総当り調査は今度の調査ではまず出来ないと思っています。
 そこで早い段階で何らかの調査方法が確立できないか?と、手始めに堺市の調査をしました。
 保育課に、ここ数年実態把握を何らかの形でしてもらえないか・・・。とあたっていましたが、統計として把握していないとの事で、今回も保育課としては調査出来ないとの事でした。
 そこで今回は、男女共同参画課や、市民情報公開センター室、市政情報公開条例を使った公開申請など他にも様々な担当課から男性保育士の人数の把握が出来ないか?とアプローチをしました。
 情報公開条例では、保育所調書を公開してもらうのに、1枚の用紙につき、10円の実費がかかり、1ヶ園だけでも複数枚になる調書を71ヶ園全てとなると、まとまった金額になる事もわかりましたが、公開を申請してきました。
 何度となく、それぞれの担当課から電話があり、再度訪問などもする中で、資料公開という形で保育所調書の中から、男性保育士に関わる項目を統計として出して頂く事が出来ました。
 毎日の業務で忙しいにも関わらず、大変丁寧な資料を今回の為だけにまとめて頂き、担当窓口になって頂いた、堺市の職員の方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
 さて、お待ちかねの人数ですが・・・。
 (以下の文とは別に、詳しくは別表の集計表として、まとめています。)
 2007年度堺市の民間保育園71ヶ園に正規職員の保育士として39人。主任保育士として2人。また非常勤の男性保育士として18人の男性保育士がいて、その内11人は保育士資格をちゃんと持っている事がわかりました。
 堺市の公立保育所には、正規職員で1人。非常勤職員として18人の男性保育士がいるので、公民合わせて、正規職員で42人。非常勤を合わせると78人の男性保育士が、堺市内の認可保育園で保育に従事している事がわかりました。
 正規職員でみた堺市内民間保育園の総保育士数の3.8%。非常勤を合わせた総保育士数では5%にあたります。
 今回の調査は堺市だけですが、比率だけで1999年度の大阪府下の調査と比べると正規職員で4倍近く、非常勤を合わせると5倍という数字になります。凄いですね。
 この間に私達男性保育士を含む保育士の地位向上については、まだまだ課題が沢山残されていますが、社会的認知の広がりは、この人数の広がりからも、しっかりと感じとれるように思います。
 パソコンが不慣れな為丁寧な資料を提供して頂いたにも関わらず、ひとつひとつ、数字を打ち直して、大阪男保連のホームページに公開出来る資料に作り変えをする事になりました。
 しかしその事でかえって、ひとつひとつの1という数字が「これは、○○先生」「これは、○○くん」と思い浮かべながら、入力していく事が出来たように思います。
 この数字の中で大阪男性保育者連絡会として把握できる人物は、20人程です。まだ、面識がない男性保育士の中には、1園で複数採用されている事から、みんながみんなひとりぼっちの男性保育士に、なってはいないと思われますが、はっきりとした数として今回わかったので、ひとりぼっちの男性保育士がいなくなるように、手を繋ぎ合える事が出来れば・・・と思います。
 また、今回提供して頂いた資料から、女性が圧倒的優位の保育という職場において、堺市内の民間保育園において、256人の男性が様々な職種として保育に関わられている事もわかりました。
 今回は、堺市においてだけですが2009年度はこれと同様な形で、府下全市町村で、それぞれの市町村の協力を得て実態調査が出来ればといいなと思っています。
 
 また、これだけではなく、厚生労働省に問い合わせをする中で、今までは、男女の性別には不問だった社会福祉施設等調査において、2006年度の全国調査においては、男女別に調査をされていた事がわかりました。2008年3月上旬頃から厚生労働省のホームページで公開されます。
 
 アクセス方法は・・・
 厚生労働省のホームページを開き 
 1、右側青枠の中の統計調査結果をクリックします。
 2、左側上から3つ目 厚生労働省統計表データベースをクリックします。 
 3、水色四角枠CDみたいな絵の厚生労働省統計表データベースシステムをクリックします。 
 4、四角枠 統計調査一覧をクリックします。 
 5、真ん中カーソルを下へ 左側青色文字 調査名 社会福祉施設等調査をクリックします。 
 6、右側に平成8年度〜18年度が出ます。 
   15年度をクリックすると、その中の77表が15年度の保育所調査です。
  18年度の保育従事者の男女別の調査表は、同じように進み、3月上旬頃から77表以降に閲覧表という題名で載せられるそうです。
 
 この調査は、3年に1度で今回は、たまたま男女別で調査をされたそうです。
 次回も男女別で採られるかはわからないとの事でしたが、調査票は調査の1年前に作られるそうなので、今年また調査票を作られます。
 全国男性保育者連絡会として、厚生労働省に是非申し入れをして、全国のみんなで調査表の項目の中に毎回男女別で調査をするように要望の声を届けたいですね。
 
 また、『保育士』に名称変更されるにあたり、総務省の行政相談に申し入れをした事がきっかけになり名称問題が解決された事を踏まえて、女性が圧倒的に多い保育現場における男性保育士の数を統計として把握する事は、男女共同参画社会実現の為にも必要であるとして人数の実態調査を統計としてまとめるように厚生労働省に指導して頂きたいという旨を、男女共同参画課と国の総務省行政相談行政評価局に申し入れをしました。
 今回申し入れをした雛形を全国事務局に届けていますので、全国から、声を届ける行動をしてはどうかと思っています。
 男性保育士の数の実態調査は、それぞれの保育園が各市町村に保育調書として出す項目の中に男女の性別を記入する欄があるので、本来しっかりと統計をまとめれば、自然に出る数だと思っています。  
 男性保育士が何人いるのか?かいもくわからずに、雲をも掴むような状態では、ひとりぼっちの男性保育士に手を差し伸べる事は、容易では無いと思います。まずは、しっかりと人数を把握し、居場所がわかる中で、ひとりぼっちの男性保育士がいなくなるようにしたいと思います。
 その為にも、まずは、大阪府下の人数を・・・また全国の多くの仲間の存在を1という数字として、保育界の地図の中でこれが『僕』と調査票の中の数字としての自分の存在を確認しあえるようになればいいなと思います。その中で、ひとつひとつの1という数の積み重なりとして、男性保育士が社会的な認知においても、地位向上においても広がりや、向上が持てるようになっていけるといいなと思います。
 「人数の把握をしてそれがどうなるの・・・?」と思われる方もあるかとは思いますが・・・。
 名称問題が解決した中では、やっぱり男性保育者連絡会が発足当時の大きなスローガンにした「ひとりぼっちの男性保育者をなくそう」という思いが全国の男性保育者連絡会の最大の結束理由になるように思います。
 調査をする中で若い男性保育士の広がりもわかるし、まだまだ男性保育士の勤続年数が短い事もわかります。
 「ひとりぼっちの男性保育者をなくそうよ。」と、みんなの知恵や力を出し合って、男性保育者連絡会をみんなで運営していけたらと思っています。
 
 今回の堺市においての調査は2007年度4月1日付けにおいての調査結果です。
 1 堺市認可保育園 常勤男性保育士数および経験年数
 2 堺市認可保育園 非常勤男性保育士数および経験年数
 3 堺市認可保育園常勤男性保育士等集計表
 4 堺市認可保育園非常勤男性保育士等集計表
 として、載せています。
 

データ1

データ2

データ3、4

※エクセルのデータを直接HTMLデータに変換した為、一部データが不足、字化けしている箇所があります。元のデータがほしい方は管理人まで連絡ください