だんぽれんin大阪
<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

(お久しぶりです。やっとでました・・・)

お待たせしてすみませんでした。慣れないパソコンに悪戦苦闘しながら、やっとでました男保連ニュースです。
今年の夏は、本当に暑かったですね。みなさんバテテないですか・・・。
今年の大阪の夏は、平均気温が、30.1度。熱帯夜が、24日間と、日本で、1番暑かったそうです。楽しい夏の水遊びの生活を過ごして、真っ黒に日焼けしてるかな。
今は、運動会に向けて、忙しいでしょうが、頑張りましょうね。

前回のニュ−スから、随分報告が遅くなってしまいましたが、前回のニュ−ス以後、大阪男保連は、新年度の慌ただしさが、一段落した、5月27日に、16人の参加で、春の交流会を持ち、8月4日・5日・6日は、夏の全国保育合同研究集会・名古屋大会にて、全国の男性保育士60名と大交流会を持ちました。また、8月18日・19日には、愛知男保連・三重男保連との合同キャンプを、三重男保連が準備をしてくれた、普段は、貸し別荘として使用されている豪華なロッジで、行いました。

(春の交流会)

春の交流会では、大阪男保連に、初めて参加してくれた、堺の守安くんや、豊中の松地くん、奈良からの学生の参加もありました。いつもの顔ぶれの、各地域での情報交流と合わせて、学生の「どういう風に男性保育士が、職場に溶け込んで、自分の居場所を作って行くのか・・・」という質問から、それぞれ現場で働く先輩保育士からの、アドバイスが、たくさん聞かれました。職場で初めて受け入れる男性となると、まだまだ女性職員も、男性職員も、お互いに警戒して、いつの間にか見えない壁を作ってしまうのかも、しれませんが、まずは職場で先輩職員がしている保育を見て、自分の保育の引き出しを増やして、自分の中の保育の幅を広げる事を大切にする事。その保育を自分が、こども達と楽しむ事が、保育園の中に男性保育士が居ても、自然に思える関係になっていくのでは・・・。と、云う意見がありました。
保育園の中での自分の役割を、しっかりと自分で意識して、それぞれの職場で責任を持って、長く現場で働き続けられるように、頑張りましょうね!

(第39回全国保育団体合同研究集会・名古屋大会)

全国保育団体合同研究集会・名古屋大会では、全国からの、60名を越す男性保育士と交流会をしてきました。普段職場では、数少ない男性保育士の仲間達ですが、一同に集まるだけで、全国の保育現場で働く多くの仲間の熱気に元気をもらいますね。全国の仲間の自己紹介を聞きながら、実践交流の話や、手遊びに盛り上がる姿は、一歩引くと異様な盛り上がりで、傍から見ると近寄りがたい雰囲気ですが、参加している男性保育士の顔は、みんな生き生きとしていて、若い男性保育士達が、確実に増えてきている事が、目にみえて分かりました。若い男性保育士の仲間達が、これからも、たくさん増えて、長く男性保育士として、働き続けてくれるといいな〜と思います。

(愛知・三重との合同キャンプ)

愛知の岡崎さんや、三重の平尾さんの前面バックアップを受け、三重の南くんには、準備段階から当日まで、本当にお世話になり、ありがとうございました。大阪男性保育者連絡会だけではなく、愛知や三重の男性保育士と、夜を徹して保育の話や、伊藤さんの指導の下楽しんだボードゲーム。喜谷くんが用意してくれていた、シューティングゲームで、三重の男保連が用意してくれていた、松阪牛を争う争奪戦など、本当に楽しかったですね。また、機会があれば、大阪だけではなく、他の地域の男性保育士共、交流を持てればと思っています。

(認定こども園や短期特定保育事業が始まりました。)

政府は、待機児童ゼロ作戦を、2002年に3年間の時限施策として打ち出した後、3年間の延長を行い、今年が最後の年になります。この間、規制緩和の名の下に、定員の弾力化や、待機児童の定義変更など、待機児童の見かけの数字のみを、解消しようと,政府は、躍起になっています。しかしながら、根本的な財政的な手立てを行わないので、今年度4月段階においても、全国に、2万人の待機児童のこども達がいます。
政府は、少子化対策など、福祉に予算を使っていると宣伝していますが、幼稚園・保育園の為に支出されている予算は、国の一般会計予算の総額の、わずか0.6%(05年度)にしか過ぎません。
公的責任を投げ捨て、保育を市場化にする動きや、施設職員配置の最低基準の引き下げの動きなど、様々な思惑の中で、認定こども園や、短期特定保育事業などの、新しい制度が、この4月から大阪府下の施設でも始まっています。公的保育制度における、国と自治体の責任が小さくなり、市場任せになる事で、保育を受ける側の自己責任論による、保育を売り買いするサ−ビス化への動きや、保育の質も、お金によって、格差が生じるおそれが出てきます。
政府が検討している、育児保険や、バウチャ−制度導入など、切り売りの保育サ−ビスへの動きを、しっかりと警戒しながら、公的保育制度の拡充によって、こども達のよりよい育ちを保障出来るように、保育の現場で働く保育士同士、これからも、交流と学習を重ねていきたいですね。
堺市では、公立幼稚園全11園のうち、10園の廃止と、残りの1園を、2009年度からは、認定こども園として運営することを、発表しました。堺市に住むこども達の、就学前教育に、堺市は公立幼稚園を全廃して、どう責任を持つというのでしょうか・・・?
それぞれの地域で、他にも様々な動きが出てきている事と思います。
いろいろな学習会に参加する事で、保育の現場で、直にいかせられる講義は聴けますが、それぞれの地域や、組織で、今起っている生の情報交流や、今自分が聞きたい保育の事を、自分の言葉で聞くことが出来るのは、男性保育者連絡会の交流の場が、1番だと思います。
交流会への参加が久しぶりになる人も、ニュースは届いているけれど、まだ参加したことがない人も、男性保育者連絡会の交流会に、来て男性保育士同士繋がり合う事が出来ればと思っています。
その中で、お互いに、いい刺激を受け合いながら、福祉人材確保研究会が実施した福祉事業所アンケート調査で浮かび上がった、大阪では非正規職員の割合が41.7%。賃金においては、週30時間以上働く非正規職員の内、10万円以上15万円未満が6割を越し、正規職員で15万円以上20万円未満が、35.9%という、今の保育士の地位向上が、男女共に、社会的に認められるように、運動を進めていけるといいですね。

(これから、宜しくお願いします。)

今まで、大阪男性保育者連絡会の事務局長として、長い間先頭に立って頑張って来られた金澤先生に代わり今回のニュースから和田が、書かさせて頂いています。大阪男性保育者連絡会は、今まで、名実ともに、「金澤先生と愉快な仲間達」で活動してきただけに、今までの金澤先生と同じようには、いきませんが、大阪男性保育者連絡会の仲間に支えて頂きながら、全国の男性保育者連絡会の仲間とも活動を、共にしていきたいと思っています。
これから、宜しくお願いします。

今年は、秋に、待ちに待った、全国男性保育者連絡会の学習・交流集会が、群馬で行われます。参加要綱を同封しているので、是非都合を付けて多くの仲間達と群馬で行われる、全国男性保育者連絡会の学習・交流集会に参加したいと思っています。
群馬へは、大阪男性保育者連絡会で、車を乗り合わせて参加したいと思っています。