│ だんぽれん in 大阪 │
<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

暑い夏も終わり、いよいよ秋へ。大阪男性保育士の皆さんお変わりございませんか。今年の大阪の夏は本当に暑い日々が続きました。特に枚方、堺市は日本1の暑い地域となっていました。数十年前までだと毎日プールに入って遊んでいた子どもたちも、今は人数が増え、各保育園曜日ごとにクラスのプール日があったりと工夫しているようです。こんな暑い日が続くと水あそび以外考えられない大阪地域ですね。(クーラの部屋に入って涼しく過ごすのも不健康だし、ちょっと林の中で虫とりしたら虫さされで苦情が入るし、本当に保育がしづらい時代になってきました。) さて、今年の夏もみんないろんな研修にいきましたか。この時期にいっぱいいろんな情報を入れて、後半の保育に繋げていってください。

 認定子ども園、いろんな問題点が・・・

保育園・幼稚園の一元化問題そして、待機児解消問題で総合施設が昨年モデル園を全国に指定し、その方向性をだしています。今年度はその中間発表をうけ認定子ども園の指針をだしてきました。大阪府も認定子ども園に意見を求めていました。(締め切り8/31)
今までにも何回も書いてきましたが、今までの保育所最低基準の低下、直接契約、保育料の自由化、そして、育児保険へとつながる道筋になっています。堺市の民間保育園連盟では、堺市に対して、拙速な「認定子ども園」設置には反対です。 という陳情書が提出さ
れました。政令指定都市の堺市が「幼保連携型」を取り入れるのは、「認可幼稚園」、の
中に「認可保育所」を新たに作ることになります。少子化が進む中で、中長期的に見ても
単に待機児解消に、この方法をとるのは誤りと考えます。将来必ずこの部分が重荷になり
ます。(陳情書一部)
 7/31規制改革・民間開放推進会議は「規制改革・民間開放のための重点検討事項に関する中間答申」をだしました。その中では、保育所の認可基準の見直し、認可保育所における独自サービスの実施・追加料金を徴収して絵画教室、音楽教室、体育教室など、認定子ども園の活用促進、別料金による付加的サービスの実施可能、認可保育所における利用者との直接契約、保育料の原則自由化、利用者に対する直接補助方式への転換・育児保険制度などだされています。詳しくは資料参照してください。 
このように国の方向性はどんどん今までの保育園に対する福祉思考をサービスに変え、企業も参入させ市場化しようとしているわけです。本当にこの方向でいいのか考えなければいけない時期ですね。ここ数年で保育分野も大きく制度自体が変わっていく時期となっています。障害関係でも自立支援法の矛盾が今大きく取り出されています。自己責任論でで何でも解決ができるのか・・・も大きな問題です。制度と実態が混じり合わない矛盾が保育の方でもおこってきそうですね。保育現場の勉強もとっても大事ですが、保育情勢にもしっかり目をむけて本当にこれでいいのか考えて欲しいものです。

  今年は雨、大阪男保の夏のキャンプ

 8/18〜20 に恒例大阪男保の夏のキャンプがいつもの和歌山・小浜海岸で行われました。今年は参加者が少ないぞーと思っていたのですが、前日・当日になって電話がかかってくる大阪男保のメンバーたちです。最終9人の参加者、子どもも入れると11人でした。今年は先発隊が着いたとたん、台風の影響で雨。現地車内で先発隊はカンパーイで盛り上がるのでした。日がすっかり上がっても雨が降ったり止んだり、その中でテントをたてる男性保育士たち。あの広い海岸は大阪男保連だけのプライベートビーチとなるのでした。テントがたつと後発隊も到着しあと次々と参加者も集まってきます。今年の話題はすごい、保育についてつっこんだ話となるのでした。今の何だか変な保育情勢の中の保育の話が中心。いつもバカなことばかりいっている男保メンバーだけれど、「へぇーみんなこんな真面目に保育のことを考えているんだー。」と思って聞いていましたよ。そして、話はとんで群馬の男保全国集会のあとどうするのか・・・という話に盛り上がります。

   次期大阪男保の事務局案も・・・
 来年は群馬で全国集会が開かれます。そして、その次は西の方向で考えて欲しいということなのです。名古屋・京都・兵庫・香川・広島などありますがどこで開催するのか・・・という話で盛り上がります。大阪は候補として手をあげるのか・・。そうなると誰が中心として動くのか・・・話はどんどん盛り上がり、もし大阪ということになったら事務局長は○○氏や、実行委員長は○○氏や、といっぱい楽しい案がでて、その時は今の大阪男保の事務局メンバーも一掃して新事務局体制で動かしていこうとしっかり次期男保連のことを考えてくれているのです。現事務局としてはとても嬉しいことです。今の時代あまり男保連組織は必要でないと考えている中でそんな話で盛り上がるのはとっても頼もしいものです。とりあえず、どこも候補地がなく、「大阪さんやってほしいのですが・・・」という話がきたら「ひきうけるぞー、動くぞー」というこれからの若き男保連を支える保育士たちでした。もし、大阪がやることになったらまた、楽しくなりますね。

│ 報告  │
│ 全国保育団体合同研究集会・埼玉・・・8/5〜7  1万人を越える大集会に │
│ 全国男性保育者交流会・・・全国から60人を越える仲間が集まりました │
│ 2007年・男保連全国集会・群馬について 日程 11/23頃 │
│ 場所 群馬・伊香保温泉にて │
│ 東京男保連がバックアップで援助する │
│ 自治労全国保育士・男性保育士交流会・・・久田氏参加できず。 │
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次回大阪男性保育者連絡会の交流会は1月・新年会です。お楽しみに・・・