だんぽれん in 大阪

<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

 大阪男性保育者連絡会のみなさんお元気ですか・・・2006年度の保育が始まり、早3ヶ月が過ぎようとしています。各保育園、子どもの泣き声もおさまってきましたか・・・。
さて、去る5/28に春の大阪男保連の交流集会が行われました。参加人数は18人の参加で学生も多数参加してくれ会を盛り上げてくれました。今回は大阪らしくお好み焼き・焼きそば交流会となりました。今回も各地域のいろんな情報が聞けとっても楽しい会となりました。河内長野の保育園の宮下君か結婚したという報告も受けめでたい会となりました。

 男性保育士はやっぱり盾なのか・・・
 近年、子どもに対してとてもイヤな事件が増えています。各学校や保育園でも安全対策がいろいろ考えてられています。自治会の見守り隊も各地に広がっています。そんな情勢の中ここ数年男性保育士もかなり保育園に入っています。しかし、その中で耳によくするのは、保育園の安全対策のために男性保育士を入れたということです。特に延長保育時間、夜間保育に男性をというケースが多いようです。今回の男保連の交流会でもかなりその事がでました。ある保育園では、3人から7人に男性が増えたというのです(夜間保育園をしている所)。男性の採用が増えるという点ではいいのですが、何だか意図が違う感じでしかたないのです。でも、そういう点で採用されたとしても、頑張って子どもと一緒に楽しく生活を送って本来の保育をしていって下さいね。今年度も一年雇用、パートというのがとても多い状況です。泉南の方では公立の採用が少しずつ増えているようですよ。

 中堅がやめてしまう・・・残念だな・・
 大阪男保連では長い付き合いだった岡田君(今福保)が突然4月退職しました。また、今回男保連の交流会の連絡電話をかけている中で何軒か中堅クラスの保育士が退職していました。30歳前後のやっと保育が楽しくなってきた頃に仕事を変わるというのはとても残念に思います。職場の人間関係、この先の見通し、給与面などいろんな悩みはあると思いますが、一緒に悩みなんとか乗り越えていきたかったですね。給与面では本当に福祉職は下がる一方です。補助金という形で運営している以上今の情勢では期待できませんね。今はまだ保育士関係では危機感が少ないですが障害関係ではこの4月から運営が本当に大変で土曜日開所してもまだ昨年分を確保できず赤字になる所が多々でています。ニュースでも格差社会、2極化の世の中で、月収300万以下の人が約30パーセント増え、年収2000万以上の人も20パーセント増えているという話も耳にします。村上ファンド・ライブドアなどのようにお金を儲けたらなんでもいいのか・・・何か間違っている・・・福祉の考え方もだんだんおかしくなってきているように思います。イヤーな世の中だけれど頑張るしかないね。いつかきっと良い事もあることを願って保育を楽しみましょう。
  大東市民営化裁判、
  横浜市民営化裁判 市側に賠償命令
      
4/21大東市民営化保育園裁判・大阪高裁が市側に1世帯33万円の賠償命令をだしました。5/23横浜市民営化裁判・横浜地裁で「保育園の民営化は違法」と司法判断が示され1世帯10万円の賠償命令がおりました。各自治体すごい勢いでここ数年公立保育所の民営化が進んでいますが、あまりにも急ぎすぎ、そして説明不十分、犠牲になるのは子どもと保護者、自治体の責任というのはいったい何なのでしょうか・・・。前日まで公立の先生が保育していて、4月1日、全保育士が総替え、子どもも大混乱、ケガも増えという話をよく聞きます。何でもお金がかかるから民間、民間、図書館まで民間という所がでてきています。どこかでこの勢いを止めたいものですね。(民間の法人は安いお金で公立保育所を買い取りたいという所がかなりあるようですが・・・)

「認定子ども園」は公的保育を崩す方向へ

 前回のニュースでも認定子ども園のことを書かせてもらいましたが、保育所はどんどん民営化の方向へ進んでいます。幼保一元化として認定子ども園がでてきましたが、根本には国が負担するお金をいかに減らしていくかということがあります。保育園の直接契約(幼稚園のように)、保育料の自由設定、認定の最低基準の低下などの問題があります。直接契約では保育園側で利用者を選別されます。保育料の自由設定でも保育の格差が大きくでてくることでしょう。オプションが多くなってくるかな。また、保育料の未納問題も大きくあります。払えない人はやめさせられるということもでてきます。本当に保育を必要とする人たちにとってどうなのか・・・を考える必要があります。5月に衆議院を通過してしまいましたが今後この認定子ども園に目を向けていって下さい。

  お知らせ

6月25日(日) みんなで保育を考える集会 10:00〜 15:30
会場グランキューブ大阪  大阪国際会議場イベントホール
8月5日(金)〜7日(日) 全国保育団体合同研究集会・埼玉
自治労の全国男性保育士の交流会・・・豊中の久田氏が参加予定
8月18日(金) 〜 20(日) 「 大阪男性保育者夏のキャンプ 」

※ 北海道の清水益実氏より切手のカンパがありました。大切に利用させて頂きます。
※ 兵庫男保連の原坂氏が独立して保育コンサルタントとして活躍中です。大阪男保
  連にも講演会などの案内をよく送ってもらっています。本人いわく「こんな生き
  方もできるんだよー」とのこと・・・講演とひかりのくになどの執筆などでなか
  なか有名になってきていますよ。頑張ってね・・・。

恒例 2006・大阪男保連・夏のキャンプ
サマーキャンプ・夢と希望の海へ・・・の案内

  < 今年も燻しシェフの活躍だぞーの巻き >
保育の民営化がなんだ!認定子ども園がなんだ・・保育は心だー!・・・
 2006年、保育の民営化がどんどん進み、大阪でも裁判がおこり大東市では市側に賠償命令がおりました。何でもかんでもコスト論、安けりゃいいのかの保育情勢、総合施設と名付けて「認定子ども園」案も急浮上、幼稚園と保育所をくっつけて待機児解消というのは簡単、しかし今までの保育制度、幼稚園教育はどうなるの、保育もサービスといういやな時代、福祉制度の大変革、本来の福祉とはいったい何なんだろう。 保育園も、なんやかんやと忙しく責任も重くなるのに、正規職員は減る一方でパート化がどんどん進み、給与も減る一方。世の中、何かまちがっているのでは・・・。その一方で儲ける人は儲けて2極化の大現象、格差社会の中、私たちはどう生きのこっていけばいいのか、保育士たちに将来の夢はあるのか・・・希望があるのか・・・夢をもって入ってきたこの保育界、しかし現実はどんどん苦しくなってきています。夢と希望をかたってきた大阪男保連夏のサバイバルキャンプ、男達は今年も熱い夢をかたりつづけることができるのか・・・。今年のキャンプのテーマは「保育一元化が何だ!民営化が何だ!・保育は楽しいぞ!・保育士が一番!」です。海にむかって熱い思いをみんなで語ってみようじゃありませんか。きっと、明日からの保育が変わっていくことでしょう。男保連キャンプは自分発見のキャンプ、自己改革のキャンプです。まさに、男達の内面を育てる場でもあるのです。今年も是非参加して、自分自身の内面を成長させてください。そして、明日の保育に生かして下さい。

◎ 日程 : 2006年 8月18日 (金) 夜. 9:00出発 〜                 8月20日(日)昼 12:00解散
◎ 行き先 : 和歌山県有田郡湯浅町小浜(おがはま)
<昨年のキャンプと同じ場所です>
◎ 費用 : 7000円
申し込みは・・・いづみ保育園 金沢まで・・・TEL072-259-6006 自宅
TEL072-255-7920 職場
【日程】
8月18日(金) PM:9:00 いづみ保育園前集合
途中買い込み
8月19日(土) AM:2:00 現地到着予定
荷物おろし 陣取り テント張り
波の音を聞きながら乾杯!
 夜釣り あおりいかが釣れるよ
マージャン、酒盛り、保育の話、ゲーム等
寝る人は寝る、飲む人は飲む、遊ぶ人は遊ぶ
AM:8:00 朝食・ラーメン パン等 自分で買っておく
自由遊び
泳ぐ、潜る、ゴムボート、魚釣りなど

PM:00:00 昼食・焼きそば・・・これは美味しいよ
自由遊び
買い出しへ・・・肉、野菜、酒、氷など
PM: 3:00 おやつ
夕食準備
PM: 6:00 夕食・・・焼き肉、カレー
最後の力をふりしぼって遊ぼう・夜は長い

8月20日(日) AM: 8:00 朝食・・・ごはん、みそ汁、残り物、活魚
思い残すことなくあそびきる
運転手はお昼寝
AM:10:00 荷物の整理 かたづけ
AM:11:00 現地出発 解散
前日はしっかり体力を蓄えて参加して下さい、キャンプ当日は相当体力を使います。 【個人の持ち物】
洗面道具、石鹸、タオル、バスタオル、着替え、寝袋orタオルケット、お皿、おわん、おはし、スプーン、コップ、懐中電灯、蚊取り線香、虫よけスプレー、水着、遊び道具
その他、1泊2日の生活をします。その生活にあった物を持ってきて下さい。
キャンプですのでお間違いなく・・・荷物はなるべく少なくコンパ