│ だんぽれん in 大阪 │
<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

 少し遅いですが、新年明けましておめでとうございます。今年はいよいよ自衛隊が海外派兵に踏みこみました。賛否両論はありますが、どうしてそこまでやってしまうのか・・日本の大きな岐路で、これを許すことであとあと大きな間違いになっていく予感がいたします。平和のもとに自衛隊派遣といっていますが、平和のためなら他の手段がいくつでもあることでしょう。今の社会で人を殺したり、傷つけたりすれば罰せられます。しかし、戦争という名で国が許せば、人を殺しても許せられそれが勲章となります。人間同士の殺し合いは決して許せません。傷つくのはいつも一般の市民たち、子どもたち。今年は世界平和の本当の意味を考えたいですね。(個人的見解です)
 大阪の男性保育士連絡会ができて、もう20年を過ぎました。最初は3・4人の集まりだったのが、今では数え切れないほど男性保育士が大阪にもいるようになりました。男が当たり前の存在となってきて、男保連の存在も考えなければならないのですが、まだまだ1パーセント少しの男性保育士たち、もう少し男保連の存在価値はあるようです。今年度も、イヤなことにもめげず、男保連に来て、愚痴をいってもらったり、他の保育園の情報をたくさんしいれてください。

   2007年度へ、いよいよ大改悪!

 毎年、毎年国、府、市の補助金が減らされていっている福祉関係(保育)ですが、来年度にむけ、各保育園で給与体系がいろいろ変わってきている状況です。組合のあるところは給与検討委員会ができたり、独自給与表を考えたりと、2007年度にむけて(公私間格差是正制度をなくす)着々と進んでいます。何にしろ、給与は大幅に下がり、パート化がいっきに進んでいきます。高原型の給与表になっていき、30歳、40歳で給与は頭打ちになります。手当て部分も調整手当てはなくなり、住宅手当、交通費、扶養手当など大幅に改悪されてきます。とってもくらーいことばかりなのですが、その方向に進んでいます。保育関係もできばえ制となっていき、子どもの来た数だけでカウントされていく(日割り計算)バーチャル制になっていくことでしょう。老人デイサービスなどはこの制度ですね。保育だけしていたらいいという時代から、保育士に常にお金の計算がついてくる時代となっていくのがこわーいですね。(老人障害関係は今まさに、どう利用者を集めるかになっています。)そんな時代にならないように、保育だけしていたらいいのではなく、しっかり保育情勢を見つめ、行政に関しても関心をもっていきましょう。男保連にくると、公立保育所の状況、大阪府下のいろんな民間保育園の状況、いろんな保育園の保育の仕方が学べます。自分とこの保育だけをみていてはダメですよ。井の中の蛙にならないように保育の視野をがうんと広げましょう。

    男保連新年会は18人!

 去る、2月8日(日)に大阪男保連の新年会が行われました。少し遅めの新年会でしたが、当初予想の人数より、はるかに多く、なんと18人も来てくれたのでした。冬はやはり暖かいものと考え、おでんを囲みみんなでワイワイガヤガヤ。全国を放浪の旅をして、保育園めぐりをしてきた藤村君も参加してくれ、各地の楽しい保育園の話を聞かせてくれました。どうして各園でいろんな事に対して、やり方がちがうの・・・と疑問の声も・・。
例えば、子どもがトイレに行って、手を洗う指導はどうなっている・・・保育士はきっちり見ているのか・・・見ないのは保育士の数がたらないからなのか・・・園の保育方針なのか・・・どうでもいいことなのか・・・等など・・・見るところがおもしろいですね。
おめでたい話もあり、北田辺保の八尾君は子ども誕生、喜谷君は第2子ができました、ひまわり共保の三藤君も子ども誕生、奈良の中田さんは大学の助教授になり、陽だまり保の引野君は保育士の資格が5年がかかりでとれましたなど報告してくれました。差し入れも、東大阪の谷口君から鶏のくしかつ、豊中の久田君からシュークリーム、ひまわり保の長田君からお菓子、奈良の中田さんからは泡盛とたくさんの人から差し入れがありおお賑わい。話がどんどん盛り上がる中で、H保の非常勤保育士は○保育園の正規職員より大変、(いつも帰るのが遅い・正規職員と非常勤職員は給与面だけ違ってあとはみんな同じ責任)、などの話やら、今度○保育園にくる副園長ひょっとしたらうちの○○さん・・・?と話がどんどんつながっていくのでした。やはり保育界は広いようで狭いのでした。また、年と共に、若手から中堅になり、前まで好きなほうだいしていた保育士が、下の子を動かすのが大変・・・の声にはみんな唖然・・・君からそんな話がでるなんて・・・みんな年も取ってきているのですね。 昨年度はあまり元気がなかった保育士も今年は元気だよーと話してくれたり、反対に元気のない保育士の話もでるのでした。長い保育士生活いろんな浮き沈みがありますが、細く長く働きつづけていくことが大切。こうして、みんなでワイワイ保育のことで話せるのが幸せですね。夏の合研はバスで行くぞー!、夏のキャンプは7/17・18・19ぐらいにしよう、正規職員の保育士になりたい方ベトナムのハノイへはいかが・・・といろいろ話ははずむのでした。今年度もあとわずか・・・生活発表会・卒園式と頑張っていきましょう。来年度はまた、新しいクラスでお会いしましょう・・・。
 
   滋賀男性保育士連絡会結成

 1月18日(日)に滋賀のつくし保育園にて、滋賀男性保育士連絡会が結成されました。中心となる人は元大阪男保連の岡崎氏で、その仲間に元大阪男保連の坂本氏もいました。(岸和田市公立で採用され、現在滋賀県の言語聴覚訓練師となっている)当日は20人近く集まり、京都からも参加応援してくれたり、大阪からも4人参加。原始の時代にもどり、火お越しではじまり、うどんづくりと楽しい企画で開催。滋賀のかて工房の河村さんも火お越しの道具を作ってくれ(一人1ヶ準備)大奮闘。こんなもので本当に火がおこるのか・・・と思ったらつぎつぎ火がおこっていくのでした。2年後夏、滋賀の全国男性保育士交流大会が楽しみですね。楽しい企画がいっぱいもりこまれるようです。大阪からも近くなのでたくさんの人が参加するよう呼びかけたいですね。

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