│ だんぽれん in 大阪 │
<大阪男性保育士連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

  今年も師走、一年はやかったねー!

 今年もあっというまに12月になってしまいました。運動会が終わったと思ったらもうクリスマス、そしてお正月です。大阪の男性保育士のみなさんお元気ですか? 毎日忙しく日々保育に頑張っておられると思います。11月のニュースで男性保育士の虐待事件がとても大きく取り上げられ驚いていましたが、各施設で話題になったでしょうか・・・。また、新年会で取り上げたいと思います。情勢では憲法改正、消費税のUP案、定率減税の廃止案と給与は減っていく一方なのに取り立てだけはどんどん反比例していく世の中、何かおかしいのでは・・・。そして、福祉分野では本当にお金次第の世の中に変わろうとしています。介護保険の改正、障害関係でのグランドデザイナー案、保育も運営費の一般財源化が民間でも大きく取り上げられています。(公立保育所は一般財源化されました。)世の中が大きく大きく変わろうとしていますね。保育だけでなく、社会人として大きく目を開き世の中の動きを見ていきましょう。

  民間保育園の運営費一般財源化へ

 各保育園で大変やー、大変やーと園長先生たちが声をあげているのではないでしょうか・・・。公立保育所の一般財源化で各地民営化がどんどん広がりました。国から下りてくる補助金が地方の一般財源となり、何につかわれてもいいとなります。今まで保育所に下りてきた補助金が必ず下りてくるとは限らなくなります。どことも各自治体とても苦しい世の中です。保育所に下りてきていたお金がきっとどこかに使われることになるでしょう。そうなると、今でも保育所の運営が大変といっているのにますます、大変さが大きくなってきます。行き着くところ保育士の給与減、パート化がどんどん増えてくることでしょう。最低基準もあって今はないようなものです。認証保育所では最低基準以下で運営されています。低コストで保育できるなら、今はその方向へどんどん進んでいくことでしょう。究極はマクドナルド方式で各保育園園長先生だけ正規職員であとは全てパートさんということになってくることも近いかもしれません。でも、私たちが忘れてはいけないのは、保育というものをどう見るかです。そして、そこで子どもに直接接し働く者として(専門職として)子守りでいいのか、子どもや親に対する責任はどう見ていくのか、そして働く意欲としてどうなのか・・・みんなで考えていきたいですね。その現状を一番知っているのは現場で働く保育士たち、その人たちが声をあげ変えていくしかありません。働きつづけるためにも頑張りましょう。

 各保育園の給与差がかなりでてきました

 来年度から大阪府がだしていた公私間格差是正制度の民間給与改善費の補助金が廃止となります。ここ数年この制度がなくなるということで、民間保育園の職員はかなり若返りました。今運営がしんどくなっているのが、組合などがあり保育士として働き続けやすかった職場です。年輩者の保育士の給与をどう保証していくか・・・が問題です。ボーナスも人勧できまってくるのですが、今年の夏冬各保育園かなり差がでています。来年度はいよいよ補助金がなくなるので、きっと給与体系は園独自のものがたくさんでてくることでしょう。今、介護保険がどんどん変わってきて各事業所何人の人を集めてくるか・・・それが仕事で給与に関わってきています。障害もその方向になってきています。次は保育ですね。少し前まで笑い話であったことがおこりそうですね。保育も営業で子どもをいかに集めてくるか・・・、バス通園もありえるかな・・・これからの保育どうなっていくのでしょうね。新年、酒をかわしながら楽しくこれからの保育をかたっていきたいですね。
情勢はどんどん厳しくなるけれど、現実を見て今の保育をどうしていくかが大切、その中から保育の楽しさ、おもしろさも自分で見つけださなくてはいけません。男性保育士として頑張ろうーと決意して各保育園に働きだしたみなさん、自分で保育の目標をしっかり持ちこの厳しい世の中を乗り切っていきましょう。

│ お知らせ  │
│ 2005年がはじまったぞー!  みんなで楽しく新年会だー! │
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│ 新春、大阪男性保育士連絡会交流会 │
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│ ・ 日 ・ 2005年 1 月 30 日 (日) │
│ PM:1:30〜5:00 │
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│ ・ 場所・ いづみ保育園 │
│ TEL 072-255-7920 金沢、和田まで │

│ 奈良佐保短期大学第3回学生展 (大阪男保連が参加します。講師パネラーとして)│
│    2005年 1月16日(日) PM: 1:30 〜 6:00 │
│      「男性保育者の妄想と現実」 │
│    場所 : マーチャントシードセンターにて 近鉄奈良駅下車 │

│ 神戸の原坂氏が保育コンサルタントとして独立   かんさい子ども研究所 │
│ 兵庫・神戸男保連で中心で頑張っていた原坂氏が今年独立して研究所を開きまし │
│ た。各保育園や団体で催し物をするときの企画にいかがですか・・・別紙参照 │

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