│ だんぽれん in 大阪 │
<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

 秋だ!、まつりだ!、運動会だ!
 大阪の男性保育士のみなさん、お元気ですか・・・。さて、暑い夏も少しずつ過ぎ、季節は秋に変わってきました。この夏はみなさま楽しく過ごせましたか?。いろんな研修会や学習会に参加して、保育について学んで来た事と思います。そのたくわえた力をこの秋から少しずつ発揮していきたいですね。秋といえば、各園、運動会です。9月に入って夏のゆったりした生活から急に取り組みも入ってくることでしょう。「今年は、我が保育園ではこんなことするねん。」、「今年初めて運動会を担当するんだけれど、何をやっていいのかわかれへんねん。」という人達、いろいろ情報を交流したいものですね。いろんな情報を事務局までお知らせ下さい。また、保育士達ホームページのネットでいろいろ情報を交流するのもいいですね。

 大阪府の民改費、75%に・・・
 ここ数年、大阪府が独自でだしている公私間格差是正制度の民間社会福祉施設給与改善費の補助金がなくなるといってきました。昨年度はこの改善費が95%支給でした。そして、今年は75%に決まり、来年は50%、その後この制度はなくなる予定です。府の考えているのは、保育士単価を258194円とし、それ以上かかる人件費については各施設独自で考えてくださいというようになっています。大阪の民間保育園の様子を見るとこの民改費を使うところがどんどん減ってきて、保育士が若がえってきています。若い人を使って人件費を安くおさえ、パートなどにどんどん切り替えて行く方向です。「えっ保育士の給与こんなんでいいの・・・25万円で頭打ちでもいいの・・・」といいたいところですね。保育士達が長く働きつづけられる賃金保障を考えて行かなくては、せっかく就職したのに給与が安すぎてやめていく男性保育士達も増えてくるのではないでしょうか。国の動きとしてはどんどん公立が民間委託化になっていき、この福祉に企業が進入してくる方向なので、これから保育士達は自分たちで専門性や身分保障なども考えて行く必要がありますね。その、原動力に男性保育士達も一緒に考えて行って欲しいものです。


 雨にも負けず、風にもまけず、
          俺達のビーチだ!

 毎年恒例の大阪男保連の夏のキャンプが、去る8月2日(金)夜〜8月4日(日)に行われました。今年はキャンプ寸前に行けなくなった人が多く、人数が9人の参加で少し少なめのキャンプでした。でも参加した人達は、新参加者2人を含め個性的でにぎやかな連中ばかり。着いた日は、まずは風に悩まされます。夜中、みんなでタープをたてますが、タープが風であおられ悪戦苦闘。でも、このキャンプ経験10年以上の人達、砂袋を用意してなんとかタープがたちます。強風の中、みんなで、しおタンを焼いて「カンパーイ」となりますが、途中タープをみんなで押さえたり、突然のスコールのような雨をしのいだり、苦闘のキャンプのはじまりだったのでした。
 次の日も、強風と時々降るスコールのような雨にたたられ、一時はキャンプ撤退を考えましたが、なんとか無事日曜日までもちこたえたキャンプだったのでした。さて、このキャンプのおかげでみんなの身体はいつもオートバイで高速を走っている気分。(強風の中タープを押さえなくては行けないので) ビーチでキャンプする人たちもも次々いなくなり、ついに大阪男保連のキャンプのみとなったのでした。まさに、このビーチ、この海は大阪男保連のもの・・・でもつらかったな・・・・・。
 でもそんな強風、スコールの中でも、磯へでかけ魚釣りをする男達・・・バカですね。磯から帰って来れず、ずぶぬれで岩影にかくれスコールの過ぎるのを待っているのでした。磯からのお土産はおおきなカワハゲ、アジ、チャリコで、元板前の新しい保育士2人(長崎,西田)がさばいてくれましたよ。
そして、昨年から大活躍のダッチオーブン。今年も大活躍となり、朝食のピザ、ベーコン、タコの燻製、お昼のヤキソバ風ラーメンと、とっても美味しくいただけたのでした。昨年につづき、食べ物に関してはとてもいい、男性保育士達のキャンプとなっていますね。喜谷コック長殿、ありがとうございました。また、来年もよろしく・・・。
 さて、今年の若手新人2人の長崎君(いづみ保)、西田君(熊取パート)、今までにない大阪の男性保育士たちで、まわりで見ていてビックリ、コックリ、積極的。(なにが積極的かは本人達に聞いてください。)男性保育士の中堅、ベテラン連中が師匠とあがめまつるのでした。新しい人も、古い人もそれぞれ自分のペースで楽しめた男保連キャンプでしたね。日曜日はいつものようにビーチでマージャンを楽しむ男達、お昼を前に少しずつキャンプが閉じて行くのでした。

 静岡合研、全国から7300人参加!
      男達がいっぱい、いっぱい!

 今年の夏の合研は8月9日(金)〜11日(日)に静岡で行われました。今年の合研での報告の中で心に残る事は、香川県でおこった無認可保育園での虐待死させた報告でした。虐待死されたその子どもの親が勇気をもってこの集会で報告してくれたのです。全国に広がる子どもの虐待問題、子どもを守る保育園が虐待死させるなんて・・・とおもいますね。次の時代を担う子ども達、大人たち社会が大切に育て、そして保育園でも一人一人の個性を大切にしてあげ、発達保障したいものですね。
 さて、今年の合研では静岡の男性保育士が中心となって、男性保育士交流会をもってくれました。当初、40人ぐらい男性が集まれば上出来と考え場所を設定してくれたのですが、次々来るわ,来るわー男達・・・。40人の席があっという間満席となり、その店の廊下、玄関にも並ぶ男性保育士たちです。静岡の男性保育士たちもこの数にビックリしてしまってパニック、パニック。あまりの数の多さに来てくれたけれど帰ってしまったり、すぐに退席したりという人も多かったのでした。40人の所に70人以上詰め込み、すしずめ状態で暑い暑い鍋を囲んで、大騒ぎする男性保育士達だったのでした。
 大阪からも男性保育士が6人参加してくれ場をもりあげてくれました。(大阪の熊取から女性も参加してくれたのですよ。今だかってないことでした。熊取の伊藤氏のおかげですね。)全国的にも保育士と名称が統一されて男性保育士が急増している状況です。仲間がどんどん増えていることはとても嬉しいことですね。
 来年の合研開催地は京都です。大阪にとってはとっても近く、行きやすい地なのでたくさんの男性保育士達が参加してもらえたらと思います。是非、全国の保育の様子や学習をかねて刺激を受けてくださいね。

 2003年・全国男性保育士交流集会in埼玉
 今年の静岡合研の男性保育士交流会では、埼玉から来年の全国男性保育士交流集会の取り組み状況が報告されました。埼玉では、各市町村にむけて男性保育士の採用人数調査など行い、公的機関とうまく連携し、全国集会ができないものか・・・と考えているようです。男女共同参画社会をめざし各市町村ではよく男性保育士が取り上げられています。その点を生かし、全国集会で生かされないか・・・と考えているようです。例えば、「お父ちゃの子育て」応援企画など組み込んではと思っているようです。
 でもまだまだ、公立保育所が中心に動いていて、民間保育園の実態をつかんでいない埼玉男性保育士会です。この1年で民間部分にどう全国集会を広げて行き協力しあえるかが大きな課題となっています。でも、とっても楽しい企画や新しい試みをして行こうとしている埼玉男性保育士会です。私達も応援して行きたいですね。来年の11月はたくさんの男性保育士を大阪から送り出したいですね。できるだけ安く、いい所で泊まれ、たらふく食べたい大阪ですね。
次回、大阪男性保育士交流会は1月の新年会です。お楽しみに・・・
  


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