│ だんぽれん in 大阪 │
<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

  秋だ!元気をだそうぜ、保育士たち

あつい夏が過ぎ、少しずつ秋の気配に包まれてきました。 さぁー、秋です。保育の充実期でもあります。 まずは運動会に向けてまっしぐら、クラス集団をうんと楽しくまとめて行って下さい。楽しい運動会の取り組み報告を待っています。
 さて、世の中は衆議院が解散となり、郵政民営化か反対かとわきたっています。なんでもかんでも民営化、本当にこれでいいのか? 堺市の公立保育所もまた、3ヶ所民営化がだされました。衆議院解散前には障害関係で大変な法案が通ろうとしていました。障害者の自立支援法で応能負担から応益負担になるものでした。障害関係もお金次第の世の中となる法案でしたが運よく衆議院が解散し廃案となりました。でも、時期国会にまた、必ずでてくる法案です。高齢分野から障害分野へ、そして保育もそこまできています。措置から契約へ制度がどんどん変わろうとしています。保育もサービス、いろんなサービスも受けるならお金次第という時代になってきましたね。10数年前いってたことが少しずつ現実化してきました。今まで大切にされていた福祉、社会保障って何だろうと考えさせられる、こわーい世の中となってきました。

   男保連、夏の自主キャンプ

 今年は、恒例大阪男保連の夏のキャンプは事務局としては企画せず、滋賀の全国集会に結集することになっていました。しかし、北田辺保の喜谷氏が7/16〜18に自主キャンプとして企画してくれメール仲間たちを集め楽しいキャンプが行われました。今回は東大阪・公立の谷野氏のおかあちゃんも参加してくれね会を盛り上げてくれました。企画者喜谷氏が当日子どもの熱で参加が遅れ、みんな美味しい食事をまちわびるキャンプでした。でも、焼き肉をしっかり食べたり、夜中、保育についてじっくり話をしたり、自分の生き方などについて話がはずむのでした。女性の方からの見方も話してくれとてもいい交流になりましたよ。最初は7名のスタートでしたが、次の日になると次々仲間たちが現地に訪れ、計12名の参加となり、いつものキャンプの人数になっていたのでした。キャンプ3日間は台風の影響で海はあれ、海にはなかなか入れなかったり、魚がつれなかったりでしたが、いつもの通りゲーム大会、麻雀教室、料理教室といろいろ自分で楽しむキャンプでした。大阪男保連の名シェフ・喜谷氏が現地到着してから食べ物がうんと変わり、みんなのお腹を満足させてくれるのでした。(ホームページを見て楽しんで下さい。)


第13回全国男性保育者研究交流連集会・滋賀
 2年に一度行われている、全国男性保育者の大会が今年度は滋賀の高島市、グリーンパーク想い出の森で開催されました。今回の特徴はキャンプ場での全国大会です。交通の便は悪いのですが、自然の中でのとってもいい集会となりました。参加申し込みがなかなかしてくれない男性保育者達で滋賀の男保連を困らせましたが、最終121名の参加者となり大成功となりました。大阪からは10名の参加者となり、キャンプ場で楽しく大阪らしさを発揮していました。何といっても大阪は商売の街、滋賀県にきても、焼き肉、ビールを販売するのでした。今回の滋賀集会は火お越しがメイン、文明の源は火の発見から、その火を通していろんな面から学ぶものがありました。東は新潟、西は熊本から滋賀に集まってくれた男性保育士たち。初めての参加者も半数ぐらいいてビックリ。学生もかなり参加してくれていました。今回の特徴としては、保育関係だけでなく、障害関係、学童関係が集まり同じ立場で集会を作っていったことは大きな成果でした。滋賀県らしい集会ですね。分科会も「障害者と共に」、「学童保育」、「男性保育者の現状と課題」、があり講座として「電動工具でつくってみよう」、「親育て、子育て」、「火お越し」などがありとても盛りだくさんの工夫された集会でありました。

 男保連って本当に必要なの・・・!

 2日目は男保連の集会らしく体育館に集まりみんなで、男保連って何だろうと考えてもらいました。「今の時代なぜ男ばかり集まって集会をするのか・・・必要がないのでは・・・」、という意見と「こんな会があって本当に良かった、悩んでいたので助けられました。」という意見が若い人からでてまっぷたつに分かれました。男性が増えたとはいえまだ2パーセントにもなりません(全国平均1.4%)。まだまだ少数派といってよいでしう。発展的にはなくなってもいい男保連なのですが、現状としてはまだ必要とされているところが多くあるようです。今回の集会でもたくさんの人が男保連にきて悩みや相談をだしてくれました。しかし、悩みも2パターンあって、一つは就職5年までの誰にでもある悩み、2つめは男性保育者たちの今後の課題であります。一つ目の問題は20年前、30年前も同じことをみんな悩んでいたことを気づきます。でも、1人一人の男性保育者たちが乗り越えてきて、若い人たちに言ってやることが少しずつ変わってきていているベテラン保育士たちです。30年のベテラン保育士が「私も男保連に助けてもらいました。男保連がなければ今の私がなかったでしょう。」と発言してくれ、やはりこういった繋がりはとても大切であると思います。すぐに是か非かということはださず(男らしさの保育も同じ)、自分たちで考え、その地域で必要とあらば作っていけばいいし、交流もしていけばいいのではという締めくくりになりました。実際、群馬や香川では活動がどんどん大きくなっています。そして、2年後は群馬県で第14回全国男性保育者研究交流集会が行われることが決定されました。群馬県の男性保育士たち頑張って下さいね。大阪からも今度はマイクロバスでいけたらいいねー。と話がでていますよ。
次回大阪男保連交流会は1月・新年会です。今回、全国大会資料コピー分を同封します。