│ だんぽれん in 大阪 │
<大阪男性保育者連絡会:いづみ保育園・072-255-7920>

 新年度スタート、さぁー頑張ろうー!

 1年のまとめの会議、卒園式、入園式などがありあわただしく過ぎていった3月でしたが、2004年度の保育がいよいよ始まりました。新しいクラスはどうでしょうか・・・。まだまだ子どもが落ち着かず、保育の見とおしがもてない状況でしょうね。各保育園クラス保育だけでなく、一時保育も入ってきていることと思います。そんな中で、今まで以上に大変な状況になってきているのではないでしょうか。 また、各保育園の補助金がうんと減ってきているのが現状です。事務をしている人達はこれからの運営で頭を悩ましていることでしょう。また、消費税の問題で各園事務の人は悩むことになりますね。(課税・非課税の区分で)  いづみ保育園でも昨年度に比べ2000万円の減となっいます。各保育園の状況をみると保育士の人数削減、正規職員からパート職員化、パートさんの短時間化(厚生年金に入らないように工夫等)、給食のセンター化などかどんどん進んでいます。その勢いがとてもすごいのでビックリさせられますね。私達の給与も今年度はまだ公私間格差是正制度が少しでていますが、来年度はいよいよなくなります。民間保育園は今年1年で独自給与表をどんどん作っていくこととなります。2004年度より堺市では、東京・神奈川にまなんで認証保育園を2箇所開園させました。認可保育園の最低基準がなく完全自由契約となっています。(福祉事務所を通さない)いかにコストを低くし公的責任という意味では薄くなっていってます。そして、利用者負担制度に進んでいっています。

 幼保一元化も進む

 幼稚園、保育園の一元化も各地域でかなり進んできています。大阪でも何箇所かでてきています。今年度の情報では、狭山市が公立幼稚園、2箇所を幼保園に変えていくようです。厚生労働省、文部科学省共に「総合施設のあり方」検討し、進めていく状況です。
総合施設によって保育所、幼稚園がどう変わっていくのか、各専門性はどうなっていくのか、資格の問題など検討されています。また、文部科学省側では0歳から1歳は幼児教育の観点ではふさわしくないのでオプションで対応するべき、子どもの教育のために4時間、子育て支援のために4時間、その部分をこえるものはオプション対応で・・・など検討されています。なにかこのオプションという言葉にすごくひかかってきますね。公的福祉で守られてきた部分がどんどん利用者負担となっていく世の中です。老人、障害、そして、保育がつぎのターゲットとなっています。おもしろい実話ですが、私立学校がうどんやの杵屋が経営するようになりました。(数年前から)幼稚園教論、教師たちもうどんやさん派遣というかたちもありえるわけです。なんだかこわーい世の中ですね。

 増える男性保育士たち・・・

みなさん、ナースマンを見ていますか・・・・・。なかなかおもしろいですね。保育士のドラマもありましたが、なぜかナースマンほどではありませんね。まあー、以前は女性の職場だったところに男性がどんどん入ってきています。男性保育士もここ数年すごい勢いで保育園に入ってきています。今年度は、岸和田市にも男性保育士が採用されたようです。(元新金保育園の青木君が採用されたようです。) うれしいですね。パート採用もかなりありますが、正規職員でもどんどん増えてきています。全国的には1%を超えたというところですが、大阪では1.5%ぐらいはいっているかもしれません。また、どこかで調査が必要ですね。これは養成校の短大、専門学校にかなりの男性が入るようになり、毎年かなり保育園に入っている状況があるからです。各保育園の実習も男性が多くなりましたね。男女共同参画社会の中で保育士も少しずつあたりまえの存在になってきました。とってもいいことですね。あとは、働きつづけられる職場作り、労働条件づくり(賃金面も)が今後必要となってきます。結婚したらおしまいだった職場が多々あったことでしょう。でもこれからの世の中、男も女も働きつづけていくことが大切です。男性保育士が先頭にたっていい職場づくりをしていきたいものですね。みんな頑張ろうー。

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│ お知らせ  │
│ 2004年・春だ新年度も頑張るぞー │
│    大阪男性保育士連絡会交流会 │
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│ 日 ・ 2004年5月30日(日) │
│ PM:1:30〜 5:00 │
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│ 場所・ いづみ保育園 │
│ 連絡先  いづみ保:072-255-7920 │
│ 金沢宅 :072-259-6006 │
│  会費 : 2000円 │
│  差し入れ大歓迎! │
│ 新しい情報をいっぱいもってきてね・・・ │
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│ 8月合研参加者募集中(仙台) │
│ 詳しくは交流会で │